2013年7月23日火曜日

【映画】風立ちぬレビュー:やっぱり庵野が‥


ジブリ最新作の風立ちぬをみてきた。

















見る前か予測できていたことではあるがやはり庵野の声が気になりすぎた。
少年期の可愛らしい元気のある声から庵野の声になった瞬間、「!?おっさんの声だな」となったのは私だけではないだろう。


















作品の内容についても正直あまり良くなかった。
堀越二郎と堀辰夫という実在の人物を混ぜ合わせた「二郎」というキャラクターが太平洋戦争という時代に戦闘機の設計をするという話なのだが、正直あまり共感や感銘はなかった。


二郎というキャラクターは美しい飛行機を作るという理想を追い求め、その人生を費やす。戦争映画に必ずあるイデオロギーはそこにはなく、あくまで美しい飛行機を作りたいだけなのだ。

「戦闘機が好きで戦争が嫌い」な宮崎駿は、二郎のような生き方に憧れていたに違いない。
宮崎駿や二郎のような価値観を否定するつもりはないが肯定するつもりも賛美するつもりもない。

「まぁそういう価値観もあるよね」
ただそれだけの話だ。

つまるところ風立ちぬは、宮崎駿のような高尚な価値観を持った人には共感するような内容だったよだが、私のような一般ピープルには感動も共感もない映画であった。


ネガティブなレビューになってしまったが、思った内容を率直に書いてみた。映画を見たひとはどのように感じたか是非教えてほしい。

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