2013年9月1日日曜日

【モノ】ラジオメーターの仕組みと作者って?調べてみました。



こんにちわ!最近部屋のインテリアに凝り始めたロキです。そんな私が今購入を検討しているのがラジオメーター。ガラスに包まれた四枚の羽が風車のように回るシャレオツなインテリアです。



※ラジオメーターの回る様子

このラジオメーターってなんか観光地によくおいてあるんですよね。(大体ガラス細工と一緒に)
出会ったのは小学生とかそれくらいの時ですが、若干値段が高く、また、どうせすぐわるからダメと言われ、諦めた記憶があります。

またそんなラジオメーターですが、やはりこの歳になってもほしいものはほしいわけで・・・・。


ただ、この歳になってくるとそもそもラジオメーターとは? ラジオメーターの仕組みは? という方が気になってくるわけです。

■ラジオメーターとは
ラジオメーター(Radiometer)とは1875年に英国の化学者・物理学者、クルックスによって考案された実験器具で、現在は欧米などでガラス工芸品として広く愛されております。ライトミルなどとも呼ばれています。 ラジオメーターは光熱(太陽光や白熱灯など)に照らされると、ガラス内の羽がクルクルと回転します。 また、その光の強弱に比例して回転速度の変化が見ることができます。光の差し込む窓際などに設置してお楽しみください。
http://www.sunny-spot.net/webshop/radiometer.htmlより引用。

物理学者の実験器具でつくられたのが最初のラジオメーターですが、考案したウィリアム・クルックスという方がまた面白い。
クルックスは分光分析によりタリウムを発見したり、後に電子とよばれる微粒子の発見などをしています。
そしてこの人なぜか心霊研究もやっていんですよね。

■クルックスの心霊研究について
ウィリアム・クルックス
1871年、信奉者の間で「霊媒の王者」と呼ばれていたダニエル・ダングラス・ホーム(ヒューム)という霊媒について研究し、「ホーム(ヒューム)の心霊現象にはトリックの片鱗すら見出せなかった」との結果を発表した。 また、1872年からその真偽をめぐり論争が起っていたロンドンのフローレンス・クックという17歳の女性霊媒についても研究を始めた。クックが自身のエクトプラズムを使って物質化させたというケイティ・キングと名乗る霊の脈拍を測ったり、何十枚もの写真撮影を行なった[3]。そして、クルックスはクックの起こす現象は本物であると発表した。多くの科学者はクルックスは騙されたか、発狂したのだと考えた。それらに対し、クルックスは「私はそれが可能だと言ったのではなく、事実だと言ったのだ」と反論した。クルックスは妻と共にクックが1904年に他界するまで面倒を見続けた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9より引用

化学者・物理学者としてまじめに冷媒について研究し、結論として心霊現象を認めるという今から考えてもタブーにされそうなことをやったユニークな方ですね。
この人の伝記など読んで見たいものです。


さて、話を戻しまして・・・そんなラジオメーターの仕組みはどうなっているのでしょうか。

■ラジオメーターの仕組みとは
ガラス内はほぼ真空で、羽は片面が黒く塗りつぶされており、もう片面は塗りつぶされておりません。 そこに光が当たると黒く塗りつぶされた羽の面は、光をより吸収し、温度が上がります。 するとその表面付近の分子活動が活発になり、もう片面と分子衝突による圧力に差が生じ、黒く塗りつぶされた面が押す形でクルクルと羽が回転します。
http://www.sunny-spot.net/webshop/radiometer.htmlより引用

むむむ・・・。物理知識がまったくないトーシロには難しい話です・・・。とりあえず、光により、羽にある黒い箇所と白い箇所に圧力差が生じる。その圧力差は微細だが、ガラス内を真空状態により、空気抵抗がなくなり、その圧力差によって回転を始める・・・といったところでしょうか。

うーんこんなことならもう少しまじめに物理を勉強しておけばよかったなあと思う筆者でした。


最後に今検討中にラジオメーターを紹介します。うーんどれにしよう。

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